多摩川釣行見聞録 鯉?
基本鯉釣りブログ その他日々の事や食い歩き倒しております 稀にちゃんと仕事の話も・・・
餌のお話 
09/29
別冊 飛鮒会通信 講座②
☆鯉の体・・味覚の話
前回に引き続き養鯉場の兄さんのお話・・・
「まず釣りたいのであればその魚のことを知ってください・・・」
ごもっとすぎるご意見です
反論の余地もなく・・・烈火のごとく続く
餌や釣り方は基本を忠実に・・・普遍的なことでいえば
鯉の身体的な特徴から考えるとある程度は判別できます

鯉の口を見れば分かるとおり
水底の餌を吸い込んで取るのに適しています
吸い込んで吐き出す・・・を繰り返して食べます
なので餌は出来るだけ底につけましょう
※(反面 水面に浮かんでる餌も好きです・・・どうやら養殖系のものの習性らしいですが、
野生種でも水面に浮いたイナゴなんかを食べますね パンぷかがいい例です)
またサイ八は短く粗いので細かいものは基本食べにくく 比較的大きいものを食べる事がわかります
∴大きい餌から食べるのか???
なので目立って大きい餌の方がベターのようです
形状から言って固いものをすり潰したり割ったりする形状みたい
(レンギョは薄く細かいミジンコとはエビなんかを・・・アオウオは逆に貝を粉砕したりするのに向くみたいです)
元は森の池で落ちた木ノ実でも磨り潰して食べてたんですかね~
ナッツ類好きですもんね
嗅覚は異常に高く・目はド近眼・外耳はないので人とは音の捉え方は違うが非常に敏感
側線で低周波を捕まえるので歩き回ったり騒いだり動かしたりは禁物
聞こえ方が空気中に伝わる音とは違い
体にダイレクトなので人間が思う以上に影響は有ります
ただ普段聞きなれている音に対しては聞こえても無視をしたり
いい意味で反応したりもします
匂いがあって・目立って・あまり動く餌は食べない・・・・あとはじーっとしてればいい訳か・・・
などなど・・・・「まあザクっと言えばこんな感じじゃないでしょうか・・・
もちろん自然相手なんで全然イレギュラーな場合もありますけど・・・」
「魚というのは人間の目と構造が少し違っていてレンズを調整してピントを合わせる人の目と違い
視軸と言ってある一方向が非常によく見えるようになっています」
「濁った水の中ですからあまり視覚に頼っているわけではないですが、鯉の色覚はほぼ人と変わりません
あと先ほども言った通り下側を見るのに特化しています
よく糸なんか近くまで寄って急に方向変えたりして見切るでしょ
近眼だけど見えてるものは見えてるんですよ」
・・・確かに・・・よく見かける光景だ・・・
「反面上のものや正面のものは薄ぼんやりとしか見えないからウキつついたりラインに体触ったりするでしょ
最近は視認性をうまくごまかすラインが多いからなおさらでしょ」
・・・これも確かに・・・
だから鯉はほとんどが嗅覚と言っていいのか味覚と言っていいのか・・・これが餌を見つける時の最大の武器
水の中だから人間のような嗅覚とはちょっと違うんです
どちらかというと味覚と嗅覚が一緒になったものと考えるとわかりやすいです
人の場合は美味しそうな臭いを感じて経験値から味を想像して・・・でしょ
これが直結なんです
好物見つけたらたまらないでしょうね
嫌いなものにはもっと嫌悪感示すかもしれませんがね
サメを見てください・・あんな雑味や雑臭がする海でもすぐ嗅ぎつけてくるでしょう
鯉に違わず魚はある一定のアミノ酸に反応します
ここが食性のキーポイントです
ここを狙えば寄せるヒントになるんじゃないですかね 基本はグルタミン、メチオニン、アラニン、セリンの四種に
大きく反応すると言われています
塩味、酸味、苦味、甘味 とくに塩味にはかなり敏感です 辛いのは味としてわからないようです
一概にこの要素がすべてとは言えません とうもろこしにも含まれていますが
大豆の方がはるかに高い値なのです・・
焼き魚やゆで玉子なんかはもっと高い値です
変質しやすいのでイキ餌には到底及びませんが補うことで解決するでしょう
なるほど・・・ふむふむ
ただここで厄介なのは、この魚は「適応性」が高いのです
概ねは一緒なのですがその場所場所で好物が違うと言うこと
これに関しては各々見つけるしかありません
体の話しかっ飛ばして餌の話しになってましたが・・・
釣り人のとっては重大事項なので
黙って聞いてました
以前キャプテンが高野豆腐のめんつゆ漬けや厚揚げのめんつゆ漬けなる奇妙な餌を使ってましたが
寄せられるかどうか別としてあながち間違えではないんだな~
なんて
まあ ある程度基本を守ったほうが
釣れるんですかね・・・・(邪道な自分には分かりませんが)
でも相手は
雑食大王の鯉の餌・・・・
なんてもろもろ考えると結論
この餌は鉄板なんて錯覚のような気がします・・・
その場に応じた適した餌であれば・・・
パンでもソーセージでも竹輪でもシューマイでも人参でもなんでもいいのです
サケとばでかかるくらいですから・・・
でも全てに上記のアミノ酸が含まれていることは周知の事実です
だから余計に難しいんですね・・・
しかし自分が行っている釣り場の中でなのかどうなのか分かりませんが・・・
よく鯉に使われる餌で自然に川に・・川原にある餌ではあまり釣れないような気がします
例をあげるとミミズ・赤虫・もろもろ
現に釣れるというか釣れた餌を思い出してみると・・・
サシ・練り餌・コーン・ボイリー・魚肉ソーセージ・パン・・・
確かに自然素材は使ってるかもしれませんが・・・
サシが川の中にいっぱいいるのか?
川の中にとうもろこしが生っているのか?
その他・・・・
勝手な推論ですが自分が思うに
魚って警戒心が強い反面好奇心も旺盛のような気がします
なので普段見慣れている食べ物は何だか様子が変だとかオカシイ?とか感じ易く
針についているものを判断しているのではないでしょうか
要はスレるってことですかね(特に年魚じゃない魚は・・・)
もちろん賛否両論ですが
なので普段見ないもので何だか食べられそうなものはある一定観察して
・・・食べてしまうのかと・・・
ボイリーなんていい例じゃないでしょうか?バナナとかピーチクリームとかですよ・・・
なんだろうこの匂いと思い近づいて・・・ボイリーの中に含まれる
穀類や鶏卵などのアミノ酸で・・・ついついなのかと
ここが魚の知恵の限界なんじゃないかと考えます
ただみんなが同じことを始めたり集中して強い餌で釣ったりすると異常に鋭い嗅覚や味覚で
選定を始め
そのうちスれてくるのは必定かと・・・
釣り方で言えば吸い込みやボイリーなんかは技術的に
習性を逆手にとった釣法なので・・・考えた人は凄いですね
さらなる躍進を遂げるには
この仕掛けを目立たなくすればいい訳か・・・相反していて難しい
次の餌は何でどういう仕掛け構成で攻めてみようか・・・・
もっと詳しく知りたい方は自分で調べてね・・・
勉強嫌いの自分にはこれでいっぱいいっぱいです・・・
( ゚Д゚)ネムヒー
あなたの釣り場の鯉は普段何を食べているのでしょう・・・
☆鯉の体・・味覚の話
前回に引き続き養鯉場の兄さんのお話・・・
「まず釣りたいのであればその魚のことを知ってください・・・」
ごもっとすぎるご意見です
反論の余地もなく・・・烈火のごとく続く
餌や釣り方は基本を忠実に・・・普遍的なことでいえば
鯉の身体的な特徴から考えるとある程度は判別できます

鯉の口を見れば分かるとおり
水底の餌を吸い込んで取るのに適しています
吸い込んで吐き出す・・・を繰り返して食べます
なので餌は出来るだけ底につけましょう
※(反面 水面に浮かんでる餌も好きです・・・どうやら養殖系のものの習性らしいですが、
野生種でも水面に浮いたイナゴなんかを食べますね パンぷかがいい例です)
またサイ八は短く粗いので細かいものは基本食べにくく 比較的大きいものを食べる事がわかります
∴大きい餌から食べるのか???
なので目立って大きい餌の方がベターのようです
形状から言って固いものをすり潰したり割ったりする形状みたい
(レンギョは薄く細かいミジンコとはエビなんかを・・・アオウオは逆に貝を粉砕したりするのに向くみたいです)
元は森の池で落ちた木ノ実でも磨り潰して食べてたんですかね~
ナッツ類好きですもんね
嗅覚は異常に高く・目はド近眼・外耳はないので人とは音の捉え方は違うが非常に敏感
側線で低周波を捕まえるので歩き回ったり騒いだり動かしたりは禁物
聞こえ方が空気中に伝わる音とは違い
体にダイレクトなので人間が思う以上に影響は有ります
ただ普段聞きなれている音に対しては聞こえても無視をしたり
いい意味で反応したりもします
匂いがあって・目立って・あまり動く餌は食べない・・・・あとはじーっとしてればいい訳か・・・
などなど・・・・「まあザクっと言えばこんな感じじゃないでしょうか・・・
もちろん自然相手なんで全然イレギュラーな場合もありますけど・・・」
「魚というのは人間の目と構造が少し違っていてレンズを調整してピントを合わせる人の目と違い
視軸と言ってある一方向が非常によく見えるようになっています」
「濁った水の中ですからあまり視覚に頼っているわけではないですが、鯉の色覚はほぼ人と変わりません
あと先ほども言った通り下側を見るのに特化しています
よく糸なんか近くまで寄って急に方向変えたりして見切るでしょ
近眼だけど見えてるものは見えてるんですよ」
・・・確かに・・・よく見かける光景だ・・・
「反面上のものや正面のものは薄ぼんやりとしか見えないからウキつついたりラインに体触ったりするでしょ
最近は視認性をうまくごまかすラインが多いからなおさらでしょ」
・・・これも確かに・・・
だから鯉はほとんどが嗅覚と言っていいのか味覚と言っていいのか・・・これが餌を見つける時の最大の武器
水の中だから人間のような嗅覚とはちょっと違うんです
どちらかというと味覚と嗅覚が一緒になったものと考えるとわかりやすいです
人の場合は美味しそうな臭いを感じて経験値から味を想像して・・・でしょ
これが直結なんです
好物見つけたらたまらないでしょうね
嫌いなものにはもっと嫌悪感示すかもしれませんがね
サメを見てください・・あんな雑味や雑臭がする海でもすぐ嗅ぎつけてくるでしょう
鯉に違わず魚はある一定のアミノ酸に反応します
ここが食性のキーポイントです
ここを狙えば寄せるヒントになるんじゃないですかね 基本はグルタミン、メチオニン、アラニン、セリンの四種に
大きく反応すると言われています
塩味、酸味、苦味、甘味 とくに塩味にはかなり敏感です 辛いのは味としてわからないようです
一概にこの要素がすべてとは言えません とうもろこしにも含まれていますが
大豆の方がはるかに高い値なのです・・
焼き魚やゆで玉子なんかはもっと高い値です
変質しやすいのでイキ餌には到底及びませんが補うことで解決するでしょう
なるほど・・・ふむふむ
ただここで厄介なのは、この魚は「適応性」が高いのです
概ねは一緒なのですがその場所場所で好物が違うと言うこと
これに関しては各々見つけるしかありません
体の話しかっ飛ばして餌の話しになってましたが・・・
釣り人のとっては重大事項なので
黙って聞いてました
以前キャプテンが高野豆腐のめんつゆ漬けや厚揚げのめんつゆ漬けなる奇妙な餌を使ってましたが
寄せられるかどうか別としてあながち間違えではないんだな~
なんて
まあ ある程度基本を守ったほうが
釣れるんですかね・・・・(邪道な自分には分かりませんが)
でも相手は
雑食大王の鯉の餌・・・・
なんてもろもろ考えると結論
この餌は鉄板なんて錯覚のような気がします・・・
その場に応じた適した餌であれば・・・
パンでもソーセージでも竹輪でもシューマイでも人参でもなんでもいいのです
サケとばでかかるくらいですから・・・
でも全てに上記のアミノ酸が含まれていることは周知の事実です
だから余計に難しいんですね・・・
しかし自分が行っている釣り場の中でなのかどうなのか分かりませんが・・・
よく鯉に使われる餌で自然に川に・・川原にある餌ではあまり釣れないような気がします
例をあげるとミミズ・赤虫・もろもろ
現に釣れるというか釣れた餌を思い出してみると・・・
サシ・練り餌・コーン・ボイリー・魚肉ソーセージ・パン・・・
確かに自然素材は使ってるかもしれませんが・・・
サシが川の中にいっぱいいるのか?
川の中にとうもろこしが生っているのか?
その他・・・・
勝手な推論ですが自分が思うに
魚って警戒心が強い反面好奇心も旺盛のような気がします
なので普段見慣れている食べ物は何だか様子が変だとかオカシイ?とか感じ易く
針についているものを判断しているのではないでしょうか
要はスレるってことですかね(特に年魚じゃない魚は・・・)
もちろん賛否両論ですが
なので普段見ないもので何だか食べられそうなものはある一定観察して
・・・食べてしまうのかと・・・
ボイリーなんていい例じゃないでしょうか?バナナとかピーチクリームとかですよ・・・
なんだろうこの匂いと思い近づいて・・・ボイリーの中に含まれる
穀類や鶏卵などのアミノ酸で・・・ついついなのかと
ここが魚の知恵の限界なんじゃないかと考えます
ただみんなが同じことを始めたり集中して強い餌で釣ったりすると異常に鋭い嗅覚や味覚で
選定を始め
そのうちスれてくるのは必定かと・・・
釣り方で言えば吸い込みやボイリーなんかは技術的に
習性を逆手にとった釣法なので・・・考えた人は凄いですね
さらなる躍進を遂げるには
この仕掛けを目立たなくすればいい訳か・・・相反していて難しい
次の餌は何でどういう仕掛け構成で攻めてみようか・・・・
もっと詳しく知りたい方は自分で調べてね・・・
勉強嫌いの自分にはこれでいっぱいいっぱいです・・・
( ゚Д゚)ネムヒー
あなたの釣り場の鯉は普段何を食べているのでしょう・・・
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