多摩川釣行見聞録 鯉?
基本鯉釣りブログ その他日々の事や食い歩き倒しております 稀にちゃんと仕事の話も・・・
冬場の鯉釣り検証 多摩川中流バージョン 
01/12
多摩川釣行見聞録 鯉! Vol.52
冬の鯉釣り!
今回は食いが落ちアタリが渋くなる冬場の鯉釣りについて
諸先輩方々はこの領域をすでにはるか超えているので見るまでもなく
スルーして下さい。
冬場については過去何回か書いているけど改めて自分でおさらい
あくまで自分が普段釣っている場所でのお話で 当てはまらない場合もありますので
あしからず
『ダム湖や汽水域ではかなり違った事になる』
皆さんも冬場アタリが遠くて 寒さと苛立ちに痺れた経験があるのでは
でも鯉は水温が4℃を下回る事がなければ一年中釣れる魚です
鯉は言わずと知れた哺乳類や鳥類と違い 変温動物 で周りの環境温度にかなり左右される生物です。
胃袋を持たず消化酵素やバクテリア分解にて消化吸収をするので
当然温度が低くなれば酵素やバクテリア分解の速度も落ち胆汁による脂肪分解なども
低下します
このポイントの場合この生物の適水温は 15℃~25℃ 程で
それ以上それ以下になると個体差はありますが
活動が鈍くなりバテてみたり寒くて動かなくなってみたり・・・となります
団子餌や練り餌・生餌類を使う釣りの場合
季節によって配合を変えたり大きさを変えたり等 かなり工夫をして皆さん釣っており
それが楽しみだったりもします
基本鯉は悪食なので何でも食べるのですが・・・
水温や環境変化で行動形態も違うし季節や個体によって好みが変わる!
これを知っているのと知っていないのでは釣果にかなり差が出ることもあり
考えながら釣る・・・なんたって味わい深いし!
釣りに行くまでも楽しい! 一年中釣れる魚種ですし
簡単にまとめてみると自分の釣り場ではこんな感じ・・・だと思う
春期(3月~5月) 水温10℃~16℃程度・・・・一部産卵開始
産卵前はエネルギー源になりそうな餌を主に好む(タンパク質や糖質/虫エサも結構食べる)
産卵後は一時的にバテバテになり吸い込みが甘くなる
夏期(6月~9月) 水温18℃~27℃程度・・・・前半一部はまだ産卵している
この時期は比較的何を使っても食ってくるが水温が上がりすぎるとバテたみたいになって
吸い込みが一時的に甘くなることもある
ジャミが相当うるさい時期・・・他のものが釣れても良しとしよう!
人もバテるので暑さ対策をしよう!
秋期(9月後半~11月)水温12℃~16℃程度・・・・後半は餌を求めてうろうろしてる
脂肪質+糖質+タンパク質 高エネルギーの餌によく反応する もちろん虫エサもよく食べる
ナッツ類などもよく食べる
比較的釣れやすい時期 ただ寒暖差がかなりある時期でもあるので場合によっては
釣果に斑がある時期でもある
冬期(12月~2月)水温5℃~10℃程度・・・・動きはかなり鈍くなる
消化の良さそうな餌など(炭水化物+タンパク質+糖質.少量の脂肪質等)がメイン
吸い込みは相当鈍くなるので比重や大きさに注意
汽水域だとバチを食べる時期もあるのでベイト系の餌でも反応はあります
産卵期を控えた時期なので食いはシブいけど当然エネルギーは貯めたいのです
ジャミが少なく小さい魚の活性も低く一撃が一番デカい季節でもあります
また聴覚に当たるものや嗅覚はかなり優れています
一般的には1000hz前後によく興味を示すという事を聞いたことがあり
(人間には聞こえるかどうかの超低音)
興味を示すという事は反面その音に警戒もしやすいという事でもあり
活性や速く動ける時期じゃない場合岸際を歩いたり水面をのぞいたり・・・・
冬場は特にはやめましょう
速く動けなければじっとしてしまうのが生物の防御反応と心得てください
アタリがどんどん遠のきます
寄せ方や釣り方がどんどん繊細になるのが冬場の釣りです
まぁこれが全てではなくケースバイケースで書き出せば相当長くなるのでこのあたりで
ここの鯉はなぜか17時の鐘が鳴ると若干活性が上がります(笑)
さあそんなこんなを自分の釣り場で当てはめてみましょう
【多摩川中流域(淡水)の場合】
参考時期 2021年1月某日 最高気温8℃(河川敷6℃)・ 最低気温-3℃(河川敷-5℃)
表水温5℃ 深水温6~8℃

自分はボイリーで釣ります
ボイリーは簡単に言うと加工餌で
小麦粉(炭水化物)+卵(タンパク質)+オイル(脂質)+味香り(糖質やらなにやら)
で出来ており(ほぼパスタ)
各成分が適度に入っているのであまり考えずに一年中使えるという優れものです
ただ固いし自然界にはないものなので
警戒されないように食べてくれるように工夫はそれなりにいります

この日はcarponlyのマンゴー&アプリコット16㎜とレバー16㎜をメインにしてみました
何故かというと・・・・買ったから!
じゃなく水中で長時間 ほのかに香っていそうなボイリーだったから
強すぎるとカニやオオバンに先にやられる
カニなら未だしもオオバンは嫌だ!!!!!


カニやバンはベイト系大好きなので冬でも一部カニに削られています・・・
運が良ければ・・・真冬でも・・・

身近な河川で気軽に意外と強い引きを楽しめます。
基本漁ではないので釣った魚は丁寧にリリースしましょう

食べる為の行為でない限り
魚に限らず痛めつけてから返すのは絶対にやめましょう
食べる為でも食卓に上がる魚がボロボロだったら嫌でしょう?
キャッチ&リリース
キャッチ&イート
どちらも大事なことです
各河川や海 禁止事項がない限り自分で決めてください
因みにこの日は60cm~75cmの鯉が6本釣れました
冬場にしてはかなり釣れた方だと思います・・・出来過ぎ!
一年中釣れるし比較的どこでもいるし冬場の河川は人出少ないし基本さえ押さえてれば
手軽な道具でビックファイトも楽しめるので
このコロナ禍が明けたら(そうじゃない地域の方は全然OKですが)
興味がある方は是非ご家族でカップルで単独で友人同士で楽しんでみてください
特にお子様たちには命に触れてほしいものです
釣り方分からなければ釣具屋か河原にいる人に聞けば教えてくれます!
鯉釣りがいつまでも続きますように!
色んな魚種が外来外来騒がれているけど多摩川での本当のギャングは増えすぎたカワウと
ゆがんだ知識の人間かと
どんな事でもいいので体験して生で感じてください
今回は近々OPEN予定のお店へ
昨年末設計施工で内装工事を請け負い完成させたお店です
bl.jpg)
この日はお味見大会



他にも諸々・・・・
四の五の言わず・・・そりゃおいしいよね・・・
回ってないちゃんとした寿司なんて久しぶりに食ったような気がする
OPENしたらまたお知らせします!
□鮒□鯉□鰻□鯰□鮠□鯊□鱒□鮭□鰌□鮎□
Tamagawa fising daialy Vol.52
(Tamagawa carpfising club researcher <(_ _)>)

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冬の鯉釣り!
今回は食いが落ちアタリが渋くなる冬場の鯉釣りについて
諸先輩方々はこの領域をすでにはるか超えているので見るまでもなく
スルーして下さい。
冬場については過去何回か書いているけど改めて自分でおさらい
あくまで自分が普段釣っている場所でのお話で 当てはまらない場合もありますので
あしからず
『ダム湖や汽水域ではかなり違った事になる』
皆さんも冬場アタリが遠くて 寒さと苛立ちに痺れた経験があるのでは
でも鯉は水温が4℃を下回る事がなければ一年中釣れる魚です
鯉は言わずと知れた哺乳類や鳥類と違い 変温動物 で周りの環境温度にかなり左右される生物です。
胃袋を持たず消化酵素やバクテリア分解にて消化吸収をするので
当然温度が低くなれば酵素やバクテリア分解の速度も落ち胆汁による脂肪分解なども
低下します
このポイントの場合この生物の適水温は 15℃~25℃ 程で
それ以上それ以下になると個体差はありますが
活動が鈍くなりバテてみたり寒くて動かなくなってみたり・・・となります
団子餌や練り餌・生餌類を使う釣りの場合
季節によって配合を変えたり大きさを変えたり等 かなり工夫をして皆さん釣っており
それが楽しみだったりもします
基本鯉は悪食なので何でも食べるのですが・・・
水温や環境変化で行動形態も違うし季節や個体によって好みが変わる!
これを知っているのと知っていないのでは釣果にかなり差が出ることもあり
考えながら釣る・・・なんたって味わい深いし!
釣りに行くまでも楽しい! 一年中釣れる魚種ですし
簡単にまとめてみると自分の釣り場ではこんな感じ・・・だと思う
春期(3月~5月) 水温10℃~16℃程度・・・・一部産卵開始
産卵前はエネルギー源になりそうな餌を主に好む(タンパク質や糖質/虫エサも結構食べる)
産卵後は一時的にバテバテになり吸い込みが甘くなる
夏期(6月~9月) 水温18℃~27℃程度・・・・前半一部はまだ産卵している
この時期は比較的何を使っても食ってくるが水温が上がりすぎるとバテたみたいになって
吸い込みが一時的に甘くなることもある
ジャミが相当うるさい時期・・・他のものが釣れても良しとしよう!
人もバテるので暑さ対策をしよう!
秋期(9月後半~11月)水温12℃~16℃程度・・・・後半は餌を求めてうろうろしてる
脂肪質+糖質+タンパク質 高エネルギーの餌によく反応する もちろん虫エサもよく食べる
ナッツ類などもよく食べる
比較的釣れやすい時期 ただ寒暖差がかなりある時期でもあるので場合によっては
釣果に斑がある時期でもある
冬期(12月~2月)水温5℃~10℃程度・・・・動きはかなり鈍くなる
消化の良さそうな餌など(炭水化物+タンパク質+糖質.少量の脂肪質等)がメイン
吸い込みは相当鈍くなるので比重や大きさに注意
汽水域だとバチを食べる時期もあるのでベイト系の餌でも反応はあります
産卵期を控えた時期なので食いはシブいけど当然エネルギーは貯めたいのです
ジャミが少なく小さい魚の活性も低く一撃が一番デカい季節でもあります
また聴覚に当たるものや嗅覚はかなり優れています
一般的には1000hz前後によく興味を示すという事を聞いたことがあり
(人間には聞こえるかどうかの超低音)
興味を示すという事は反面その音に警戒もしやすいという事でもあり
活性や速く動ける時期じゃない場合岸際を歩いたり水面をのぞいたり・・・・
冬場は特にはやめましょう
速く動けなければじっとしてしまうのが生物の防御反応と心得てください
アタリがどんどん遠のきます
寄せ方や釣り方がどんどん繊細になるのが冬場の釣りです
まぁこれが全てではなくケースバイケースで書き出せば相当長くなるのでこのあたりで
ここの鯉はなぜか17時の鐘が鳴ると若干活性が上がります(笑)
さあそんなこんなを自分の釣り場で当てはめてみましょう
【多摩川中流域(淡水)の場合】
参考時期 2021年1月某日 最高気温8℃(河川敷6℃)・ 最低気温-3℃(河川敷-5℃)
表水温5℃ 深水温6~8℃

自分はボイリーで釣ります
ボイリーは簡単に言うと加工餌で
小麦粉(炭水化物)+卵(タンパク質)+オイル(脂質)+味香り(糖質やらなにやら)
で出来ており(ほぼパスタ)
各成分が適度に入っているのであまり考えずに一年中使えるという優れものです
ただ固いし自然界にはないものなので
警戒されないように食べてくれるように工夫はそれなりにいります

この日はcarponlyのマンゴー&アプリコット16㎜とレバー16㎜をメインにしてみました
何故かというと・・・・買ったから!
じゃなく水中で長時間 ほのかに香っていそうなボイリーだったから
強すぎるとカニやオオバンに先にやられる
カニなら未だしもオオバンは嫌だ!!!!!


カニやバンはベイト系大好きなので冬でも一部カニに削られています・・・
運が良ければ・・・真冬でも・・・

身近な河川で気軽に意外と強い引きを楽しめます。
基本漁ではないので釣った魚は丁寧にリリースしましょう

食べる為の行為でない限り
魚に限らず痛めつけてから返すのは絶対にやめましょう
食べる為でも食卓に上がる魚がボロボロだったら嫌でしょう?
キャッチ&リリース
キャッチ&イート
どちらも大事なことです
各河川や海 禁止事項がない限り自分で決めてください
因みにこの日は60cm~75cmの鯉が6本釣れました
冬場にしてはかなり釣れた方だと思います・・・出来過ぎ!
一年中釣れるし比較的どこでもいるし冬場の河川は人出少ないし基本さえ押さえてれば
手軽な道具でビックファイトも楽しめるので
このコロナ禍が明けたら(そうじゃない地域の方は全然OKですが)
興味がある方は是非ご家族でカップルで単独で友人同士で楽しんでみてください
特にお子様たちには命に触れてほしいものです
釣り方分からなければ釣具屋か河原にいる人に聞けば教えてくれます!
鯉釣りがいつまでも続きますように!
色んな魚種が外来外来騒がれているけど多摩川での本当のギャングは増えすぎたカワウと
ゆがんだ知識の人間かと
どんな事でもいいので体験して生で感じてください
今回は近々OPEN予定のお店へ
昨年末設計施工で内装工事を請け負い完成させたお店です
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この日はお味見大会



他にも諸々・・・・
四の五の言わず・・・そりゃおいしいよね・・・
回ってないちゃんとした寿司なんて久しぶりに食ったような気がする
OPENしたらまたお知らせします!
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コメント
意気な粋 🏃
こんばんは♪
青ものは鯖ですか?
シャリとネタが一体になっていて、鮨の基本のようで美味しそうですね~
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