多摩川釣行見聞録 鯉?
基本鯉釣りブログ その他日々の事や食い歩き倒しております 稀にちゃんと仕事の話も・・・
生存報告&ターンオーバーと鯉釣り 
11/30
皆様お久しぶりです
永らく休んでおりましたが・・・釣り自体は49日過ぎてGWあたりから徐々に復活していました。
ちょうどその頃のコロナ騒ぎで
fecebook上では更新していましたが
ブログは休止のまま・・・早一年近く

前ほどちょくちょくできませんがブログを復活させようと思います。
これからはFBは釣果報告的にブログはどう釣ったかを記録することに
しようと思ってます
我が多摩川中流ポイントも前回大減水のままの更新で止まっていましたが
水は春先に再注入されいつも通りの水位へ


こんな感じで結構釣れてました
でも今は晩秋
毎年恒例 多摩川ターンオーバー大会(-"-)
今年はここ数年で一番酷い状態
ここで始めた頃は現象自体知ってはいたけどこの川の癖みたいなもので季節によるものなのかと思ってた・・・・
でも・・・どう見てもターンオーバーにしか見えない
川で??こんなひどいターンオーバー???か???
なので釣れない??釣りにくい
淡水釣りではお馴染みのターンオーバー状態
そもそもこのやたら出てくる
《ターンオーバー》って何者?
単純に言えば水の比重差による逆転現象と言えばいいのだろうか
その他様々な要因はあるけどここ多摩川での主な要因の一つ
水は一定温度まで冷えると(4℃)比重が重くなりそれ以下に冷えるとまた軽くなる
そうすると水が沈下を始め上下が入れ替わる
下層へ行けばいくほど酸素量が少なくなるので全体的に一種の酸欠状態になることもある
下層の汚泥も巻上げるので水質も悪くなる⇒でも下層は綺麗になる
よく言えば河川ごと循環させている状態なのだと考える(釣人には嫌でも大事なシステム)
今度水温が低く上下層が一定すると
ブランクトンも減り汚泥物も流され 真冬にはド!クリアウォーターになる
これはこれで面倒
常に強制的に循環して流れがある河川や干満を繰り返す汽水域では起こりにくい
水深がある程度ある止水域で起こりやすい(ダム湖・池・沼など)
じゃあ なんで川でなるの??
そこが多摩川中流域ごく一部の謎 第二ポイント
皆さん知っての通り多摩川は暴れ川
水利上堰で各所水量を管理されている都市河川が故に
一種のダム湖の様な状態なのである
関東地方は晩秋から冬にかけて降水量が少なく乾燥するので
堰の開閉が少なくなる=流れが止まるが故のダム湖

こんな感じであぶくが消えないでずっと残ることあるでしょう
これぞまさにフォールターンオーバー!状態
(超簡単説明にて申し訳ありません 詳しくは調べてください)
汽水域の様に干満差により強制循環も望めず
上流域の様に背がありかき混ぜられる訳でもない中流の面倒くさい現象
ここの生物にとっては生存可能なレベルで環境の激変に近い状態
そりゃじっとするさ・・・どこか条件がいい場所に行くさ!・・・ショートバイトも多発するさ!
でも初めからそれが分かっていれば話は別物
ターンオーバーならターンオーバーなりの組立を考えればいいだけの事
(偉そうなことを言ってはいるが自信はないですよ)
現象に当てはまらない場所 なりにくそうな場所を探す・・・・酸素量が多い場所・・・などなど
探せばシブイけど釣れる・・・と思う
まあ他の川行けばいいだけだけと言えばそれまでなのだが・・・
この川から魚が居なくなったわけでもない
自分の釣りシステムに限って言えば最近は色々いいアイテムがあるので助かる
[腕はないので苦戦はするけど]
あくまで鯉の話ではあるが
合っているかどうかは分からないけど無理やり反応させればいいだけの事
フーデイング/寄餌
弱い流れでも香りが拡散し流れるように粉餌ブレンド

ベース: 鯉夢想(MARUKYU) 1/4鳩の餌(シード状のもの) クリープ/砂糖少々
あと着底用に何だか分からなくなったボイリー破砕
+多摩川で拾ったクルミやドングリを茹でてはちみつ&スパイスに付け砕いたもの
をCLSネクター+少量のごま油で水けを足し混ぜ合わせたもの
にてフーデイング+PVAにて寄せ餌に
ここでコツ 撒きすぎると違う魚や鳥が来るのでほどほどに
春先や夏場はボイリーのみだったりもする
ボイリーは状況により違うけど長時間もつ様にブーストする方が確率は上がる気がする
基本ブラッドワーム系と極端に違うフルーツ系が好きなので
ブラッドワーム&レバーとフレッシュフルーツワン(carp only)
とアクセントで自分で作ったカレー風味ボイリーを使用
ブースト材: 自分は最近購入したこいつを愛用
バウダーベイト(carp only)
まるで揚げ出し豆腐の衣の様に引っ付いてる状態で長時間臭いを拡散する・・・と思う

何せいったん打ち込んだら結構な時間入れっぱなしにしてないと
魚が小さくなるか・・あまり活発に動く条件下ではないので
魚が餌を見つけられずひたすら釣れないかになると思う為
出来るだけ長時間香りの拡散+シルエットに気を付ける
で・・・あとは待つしかない!
釣れなければ魚が居ない事にする

コーヒーやラーメンでも食いながら・・・
1/場所の選定 ポイントの選定 見極め
2/長時間待てる仕様
3/運(これ一番重要かも・・・)
何の対策か分からないが暫しこれでターンオーバーを乗り切っているので
大丈夫だと・・・思う・・・・?

そうして待つことしばし・・・来ますよこういうのが・・・・
そう上手くいくかどうかは運次第!
あと冬場この場所の大天敵
[怪鳥バン]
詳しくはオオバンですが食性がほぼ一緒なので唯一 釣れてしまう鳥
こいつが居たら・・・ヤバい!
ここのバンは逃げない
一度こいつ釣ってえらい目にあいました
一応保護鳥らしいので役所行ったり諸々・・・・
いじめてないって。。。針取りたいだけだったのに。。。。。
いつもの食い物はまた次回!
□鮒□鯉□鰻□鯰□鮠□鯊□鱒□鮭□鰌□鮎□
Tamagawa fising daialy Vol.51
(Tamagawa carpfising club researcher <(_ _)>)

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コメント
yutkunさん、こんばんはっ!
カッチョイイ写真ですねぇ~。渋い。
しかしターンオーバーの解説、論文なみですねぇ。
洞察力が凄いっ。
自然界のファジーなところをいかにして再現性高く論理的
に理解するか・・・簡単なようで非常に難しくて、悶絶ばかり・・・。
でもこれがオモロイ要因なんでしょうけど。
現場で温かい珈琲やラーメン、こちらも最高ですねぇ~。
URL | donfan #mQop/nM.
2020/12/15 22:03 | edit
to:donfanさん
大変ご無沙汰しています
お褒めの言葉ありがとうございます
donfanさんの車のメーターの写真の方がはるかに格好いいですから!!
昔ルアー釣りを主にやっていたので
ターンオーバーは淡水ではかなりな強敵でした。
論文書けるほど頭良くないので気軽に読んでください!
これからもよろしくお願いいたします
URL | yutkun #-
2021/01/12 12:36 | edit
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